2005-01-01から1年間の記事一覧

義経 第45回「夢の行く先」

前回別れた静は、早速鎌倉方の追捕の武士に囚われの身に。護衛として付き従っていた佐藤忠信と駿河次郎も、静を探している間に離れ離れになってしまう。 京の六波羅で北条時政の詮議を受ける静。憮然とした態度で、ふてぶてしいったら・・・! 一方、鎌倉方は「…

義経 第44回「静よさらば」

有名な「静御前との吉野山での別れ」。だけどそれまでに色々とありまして、結局別れのシーンは最後の数分のみ。まず、鎌倉方への反乱を決めた義経は、行家とともにいったん西国に下ることを後白河院に奏上。あれだけ嫌ってた(?)行家叔父さんだけしか味方…

義経 第43回「堀川夜討」

久々に派手な立ち回りがあったり、物語も前進したような感じ。しかし、相変わらずタッキーの殺陣は超人的過ぎます(笑)。さすが天狗と修行しただけのことはある・・・。 今回限りの出演の土佐坊昌俊(六平直政)。見た目はコワモテだけど、彼も義経が憎くて…

義経 第42回「鎌倉の陰謀」

うーむ、前回は見所満載だったので、今回はどうにも盛り上がりに欠けたような気がする。 前回、宗盛の処刑を巡って頼朝との考え方の違いを自覚し、「鎌倉殿とは違う道を行く」と決めたはずなのに、今回はまた悩んでるし。というのは、義経も頼朝もご同様なん…

義経 第41回「兄弟断絶」

今日はかなり見応えがあったーーー! なにしろ平家最後の大物、重衡と宗盛兄弟がとうとう処刑されてしまったのだから。二人(宗盛息子の清宗も合わせて三人か?)の最期はじっくり描いてて、平家贔屓には哀しいけどありがたかった。 重衡最期 かつて南都興福…

義経 第40回「血の涙」

頼朝の情に訴える「腰越状」を大江広元へ託した義経。最初は「読まない」と公言しながらも結局は書状を読んでしまった頼朝。今回は兄弟二人の心情が丁寧に描写されていました。 頼朝が書状を読んでいる時に映された「回想シーン」も的を射た回想で、前回の回…

金曜時代劇「秘太刀・馬の骨」

以前、この金曜時代劇で同じ藤沢周平原作の「蝉しぐれ」で主演した内野聖陽主演の痛快時代劇。「蝉しぐれ」はどうもしっとりし過ぎてて、私は最初の方で脱落してしまったのだが、今回の「馬の骨」はそれとは180度違った時代劇だった。「蝉しぐれ」とか、…

義経 第39回「涙の腰越状」

平宗盛・清宗親子を京から護送してきたものの、鎌倉には入れてもらえず、腰越で足止めを食らっている義経主従。そこで世に有名な「腰越状」をしたためるわけですが、そこに至るまでのお話。 宗盛の恥も外聞もない命乞い 鎌倉に来たものの、なかなか頼朝との…

義経 第38回「遠き鎌倉」

今回は久々に源行家キター! 実際に行家みたいな人間が周囲にいたら迷惑この上ないが、ドラマならトラブルメイカーとして存在価値大有り。しかも大杉漣がまた憎憎しげに演じてて気持いいんだわ。 争うことのない平和な世を作りたかったと綺麗ごとを言う義経…

義経 第37回「平家最後の秘密」

平家討伐を果たした義経の元に、後白河法皇より労いの御文が下される、というシーンが冒頭にありました。 その書状が画面に大写しになったとき、真っ先に目に入ってきたのは1行目の「一の谷・・・」という文面だったんだけど、最初に見たときはやや違和感を…

義経 第36回「源平無常」

なんですか、これ。前半のプチ総集編ですか(苦笑)。 30分近く回想シーン流すなんて、今までの大河であったのかな? (武蔵もそんなのがあった気がするけど・・・) でも懐かしい人々の顔が見られてそれはそれで満足であった。 義朝とか重盛とか。 最後の…

義経 第35回「決戦・壇ノ浦」

ついに、とうとう壇ノ浦の合戦でした。 やや難点もありつつも、全体的に見れば満足できる仕上がりでした。 以前より噂されていた金粉ショーもどう説明をつけるのか気になっていたけれど、苦しいながらも砂金が舞う理由はつけられていたかと・・・(でもやっ…

板坂耀子「平家物語」

平家物語―あらすじで楽しむ源平の戦い (中公新書)作者: 板坂耀子出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2005/03/01メディア: 新書 クリック: 8回この商品を含むブログ (15件) を見る 「平家物語」に興味はあるが通読したことのない初心者向けの本。 第Ⅰ部で…

義経 第34回「妹への密書」

壇の浦の決戦前の箸休めその2。 でも前回の弁慶メインよりもまだ見られました。前回は寒いコント風の演出がいただけませんでしたので・・・。義経を巡る女三人――静、うつぼ、萌のシーンははっきり言っていらない。単に時間と出番合わせだけだったような。正…

義経 第33回「弁慶走る」

屋島の合戦から壇の浦までの「箸休め」のようなお話。あってもなくてもよいような。 (大体、マツケンの弁慶にそんなに思い入れないし・・・) あらすじを追って書くするほどではないので、思いつくままに。 熊野での出来事 平家方である熊野水軍を源氏方に…

義経 第32回「屋島の合戦」

今回はかなり見ごたえありました! 下手な恋愛パートがなかったのが要因か(爆)。 それはともかく、前半は「扇の的」にまつわる義経(滝沢秀明)と能子(後藤真希)の兄妹の因縁、後半は佐藤継信(宮内敦士)の討ち死にと内容が濃かった。 (個人的に伊勢三…

「勉強ができなくても恥ずかしくない」(1)〜(3)

主な対象年齢は小中学生だと思われるシリーズですが、大人になってしまった私でも「あーわかるー」と頷きながら読みました。 作中のケンタくん(=橋本少年)は小学校中学年ごろまで学校の友達と馴染めなくて寂しい思いをしていますが、ある時を境に突然友達…

森谷明子『千年の黙−異本源氏物語』

千年の黙―異本源氏物語作者: 森谷明子出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2003/10メディア: 単行本 クリック: 3回この商品を含むブログ (31件) を見る 他の本(『文学賞メッタ斬り!』大森望・豊崎由美)を読んでいる時に偶然発見した鮎川哲也賞受賞作。『…

義経 第31回「飛べ屋島へ」

屋島の合戦直前の出来事いろいろ。内容とは関係ないけど、出演者の名前の順番(クレジット)の一番最後=トメになんと弁慶役の松平健が!! 今までタッキー義経の次、二番手という固定位置だったのにどうしたんでしょ? 今回は珍しく鎌倉方が出てこなかった…

2005年7月期ドラマ視聴リスト

個人的備忘録として。 しかし、すべてのドラマについて毎回感想を書けないのでとりあえずタイトルとキャストだけでも記入しておく。 毎回見る 月曜19時 テレビ朝日系 「銭形平次」 村上弘明 東ちづる 西岡徳馬 アリtoキリギリス(石井正則・石塚義之) 渡…

義経 第30回「忍び寄る魔の手」

今回の感想・・・法皇さま恐すぎるっ! 義経が鎌倉から来た正妻を娶ったことを怒るうつぼ今回も義経の正妻・萌は数秒しか登場しなかったわけですが、やっぱり妻としての扱いは悪いんですね。郎党たちも愛妾の静(石原さとみ)に肩入れしてるし、鎌倉からわざ…

「双調 平家物語(10)」

双調平家物語 (10) 平治の巻(承前)作者: 橋本治出版社/メーカー: 中央公論新社発売日: 2003/03メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 1ヶ月近くかかってようやく読了。(その間、他の本に浮気してたのもあるけど) 章立て 平治の巻(承前) 平…

義経 第29回「母の遺言」

今回は緊張感のあった前2回と比べ、どうにも散漫な印象の回。見所は常盤と義経、最後の対面でしょうか。 久々登場、経子さま 平家の面々は平維盛(賀集利樹)が屋島から出奔し、入水したと知らされてますが、その入水シーンがイマイチ・・・? 大層あっさり…

義経 第28回「頼朝非情なり」

一の谷で見事勝利を収めた義経たち源氏一門。生け捕りにした平重衡の処遇をどうするかで意見が分かれるが、結局義経が提案した「重衡と交換で三種の神器を変換してもらう」という意見が採用される。 鎌倉に送られる重衡の護送役になった義経は、道中重衡と苦…

「女王の教室」第3話

ありえない設定・展開で巷で賛否両論、話題の「女王の教室」。 私は楽しんで見てますが、極端にデフォルメされた阿久津真矢先生(天海祐希)の言動が行き過ぎだと批判する人もいても、おかしくはないか。 でもこれを見て「子供に悪影響だ」とか言って打ち切…

義経 第27回「一の谷の奇跡」

いよいよ義経が世にその名を広めるきっかけになった「一の谷の合戦」。 大河初回冒頭でもこの合戦の模様が描かれていたので、やはり特別な出来事ということだったのでしょう。 史実・平家物語に関して本当になぞる程度しか知識のない私にとっては、そこそこ…

金曜ナイトドラマ「はるか17」

たまたま起きていたのでオンタイムで第2話を視聴。 (第1話はビデオに録画してるけど未見) ・・・なにこれ、めちゃくちゃ面白いんですけど! 普段は冴えない人が実は・・・というのは、ベタな展開ながら嫌いじゃないし。 芸能界の裏表や、ギャグとシリア…

横山秀夫「第三の時効」読了

初の横山秀夫作品。以前から2時間ドラマの横山秀夫シリーズが好きで、「陰の季節」シリーズもほとんど見てましたが、今回はとりあえずこちらの短編集から。 内容 沈黙のアリバイ 第三の時効 囚人のジレンマ 密室の抜け穴 ペルソナの微笑 モノクロームの反転…

とりあえず始めてみました

前々から気になっていた「ブログ」、ようやく登録完了。 機能もいろいろあるので、使いこなすまでは時間がかかりそう。 とりあえず少しずつ理解していこうかと思ってる所存。