高田崇史『QED 式の密室』

QED 式の密室 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2002/01/11メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (27件) を見る 「式」とは「式神」のことで、陰陽師の安倍晴明が手足のごとく使役していたことで有名なもの。 そ…

 高田崇史『QED 東照宮の怨』

QED 東照宮の怨 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/01/10メディア: 新書 クリック: 10回この商品を含むブログ (18件) を見る 東照宮には行ったことがなく、イメージとして「過剰にキンキラした建物」くらいに思っていまし…

 高田崇史『QED ベーカー街の問題』

QED ベイカー街の問題 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2000/01/11メディア: 新書 クリック: 12回この商品を含むブログ (20件) を見る 現時点で、QEDシリーズ唯一の海外ネタ。 内容はタイトルを見ても判るとおり、シャーロッ…

 高田崇史『QED 諏訪の神霊』

QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/01/11メディア: 新書 クリック: 11回この商品を含むブログ (41件) を見る QEDシリーズ15作目にして、現在の最新作。 QEDシリーズを本格的に読んだのはこの作品か…

 高田崇史『QED 六歌仙の暗号』

QED 六歌仙の暗号 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 1999/05/10メディア: 新書 クリック: 48回この商品を含むブログ (31件) を見る QEDシリーズ2作目。 今回は百人一首の流れからか? 六歌仙へ。 しかし、六歌仙と言いつつ…

 高田崇史 『QED 百人一首の呪』

QED 百人一首の呪 (講談社ノベルス)作者: 高田崇史出版社/メーカー: 講談社発売日: 1998/12/04メディア: 新書 クリック: 6回この商品を含むブログ (31件) を見る 数年前に挑戦しかけて挫折した高田崇史のQEDシリーズ。 その時に手を出したのはたぶん『竹…

 『権力の日本人 双調平家物語ノート(1)』

権力の日本人 双調平家物語 I (双調平家物語ノート (1))作者: 橋本治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/03/30メディア: 単行本 クリック: 13回この商品を含むブログ (22件) を見る 橋本治が『双調平家物語』を手がけるにあたって、平清盛がなぜ悪人と言わ…

 川口盛之助『オタクで女の子な国のモノづくり』

オタクで女の子な国のモノづくり (講談社BIZ)作者: 川口盛之助出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/07/18メディア: 単行本購入: 7人 クリック: 294回この商品を含むブログ (31件) を見る かなり久々に日記更新。 たまには読書日記を書かないと本の内容を忘…

「源氏物語トークスペシャル」を聴く。

8月14日、新聞ラジオ欄のNHK-AM局で「源氏物語SP」の文字を偶然発見。 なんと橋本治がゲストとのこと(!)。 正式タイトルは『千年のときを越えて〜「源氏物語」・真夏の夜の夢トークスペシャル』http://www.nhk.or.jp/radiodir/genji/ 橋本さんは最終…

 風林火山 第23回「河越夜戦」

気づけば半年もサボっていた・・・。久々に大河ドラマの感想。(考えれば風林火山の感想も初めてなんだわ)あぁもう、風林火山かなり面白いです。 今までの大河ドラマ好きの人達には大概評判がよいので、今更言うほどのことでもないですが。 役者陣は世間一般的…

 引き続き、美福門院について

美福門院(藤原得子)の容貌の美醜について、もう少し考えてみた。得子が美貌の人であった、というのが一般的な解釈のようで、鳥羽上皇の寵愛をほしいままにしたというのもその美貌ゆえのこととするのも、もちろん納得のいく答えだけれど、もしも角田文衛氏…

角田文衛『待賢門院璋子の生涯―椒庭秘抄』

待賢門院璋子の生涯―椒庭秘抄 (朝日選書 (281))作者: 角田文衛出版社/メーカー: 朝日新聞社発売日: 1985/06/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 14回この商品を含むブログ (3件) を見る 橋本治の『権力の日本人』や美川圭の『白河法皇』などで「参考文献…

美川圭「白河法皇--中世を開いた帝王」

白河法皇―中世をひらいた帝王 (NHKブックス)作者: 美川圭出版社/メーカー: 日本放送出版協会発売日: 2003/06メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (5件) を見る 白河法皇の事跡を中心に追いつつ、その時代の政治、宗教、武士、建築…

 功名が辻 最終回「永遠の夫婦」

1年に及ぶ「功名が辻」も遂に最終回・・・。 久しぶりのドラマの感想、というか1年間の総括を。 主人公夫婦の手柄の大幅捏造が目についたりトンデモ脚本に苦笑を漏らすことも多かったのですが、まあまあ安定した作品だったのではないでしょうか。 視聴率も…

 本郷和人「人物を読む日本中世史 頼朝から信長へ」

人物を読む 日本中世史―頼朝から信長へ (講談社選書メチエ)作者: 本郷和人出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/05/11メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (14件) を見る 新聞の書評欄で紹介されていた本で、興味を引かれて読んで…

 またまたキャンペーンに応募。

はてなさんがまたも「欲しい」キャンペーンを展開中なので思わず便乗。はてなパーカー欲しい!とりあえず言うだけ言ってみます。 ついでにデザインもちょっと変更してみました。最近はビデオも溜まりがちなので秋スタートのドラマもあまり見ていない。まとも…

 功名が辻 第44回「関ヶ原」

あれだけ期待させておいて・・・合戦シーンはあれだけですか!!(-_-;) ナレーションであるアナウンサーが本編にまで出張ってきてるし・・・。 某所で「その時歴史が動いた」だと陰口を叩かれるのもむべなるかな。内容も相変わらずな展開で脱力。 主人公だから…

 梨木香歩「村田エフェンディ滞土録」

村田エフェンディ滞土録作者: 梨木香歩出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2004/04/27メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 21回この商品を含むブログ (105件) を見る 梨木作品の「家守綺譚」とリンクしているという情報を目にして読んだ本。 「家守」の主人…

 「功名が辻」数回まとめて。

(数回分の内訳) 「豊臣の子」(36) 「太閤対関白」(37) 「関白切腹」(38) 「秀吉死す」(39) 「三成暗殺」(40) ここのところ思っていたのは、「柄本明はうまい!」という、それに尽きます。 最初に青年・藤吉郎として出てきたときはあま…

 司馬遼太郎「関ヶ原」

全三巻と、そこそこボリュームはあったものの、入り込むとどんどん読めてしまった。 司馬遼太郎作品はちょこちょこ読んではいましたが、ある程度まとまった作品を最初から最後まできちんと読んだのはこの作品が初めて。 個人的にはかなりヒットした小説だけ…

 功名が辻 第35回「北条攻め」

久しぶりに「功名が辻」の感想。 タイトルは「北条攻め」とあるものの、それが今回の本当のメインかと問われると疑問。 まあ今更取り立てて言うほどのことではありませんが(苦笑)。 でも今回はドラマとしては結構面白かったかも・・・。 冒頭は、家康(西…

いくらなんでも・・・

うわーっ、なんということでしょう! 日記の更新が1ヵ月半も止まっていた・・・(-_-;) とりあえず「欲しい」キャンペーンをしているものに応募しておきますか。 ビルコレさん、新色のニンテンドーDS Lite欲しい! あぁー、ニンテンドーDS欲しいな〜。 脳…

 功名が辻 第28回「出世脱落」

今回はこれといった大きな事件もなく、論功行賞で低い評価しかもらえなかった一豊がひたすらウジウジしている回でした。 千代のとりなしにも耳を貸さず、途方に暮れた千代が、一豊の母・法秀尼(佐久間良子)に助けを求めるという展開でしたが、ドラマのスト…

 春江一也「プラハの春」

以前聞いたラジオドラマがあまりにも素晴らしかったので、原作にも挑戦してみました。 「プラハの春」運動も知らない、現代政治史も東欧の複雑な内情も知らない人間に、この分厚い上下巻の文庫が読み通せるか最初は自信がなかったのですが、ラジオドラマで事…

 功名が辻 第27回「落城の母娘」

ざっくりとした総括として 羽柴秀吉と柴田勝家(勝野洋)が雌雄を決する賤ヶ岳の戦いがあり、秀吉の天下が決まったような回。 今まで勝家の影が薄かったので、最後の最後になんとか出番が多くてよかった。 お市様も最初は利害関係から嫁いで行ったけれど、短…

 功名が辻 数回分まとめて

一応、毎回見てますが、半兵衛様が亡くなり、信長や光秀様も退場してしまった今、どうにもこうにも「見たい」というモチベーションは下がる一方。 しかも、NHKが力を入れたと言っていた本能寺の変と、それに続く光秀最期のシーンが期待はずれもいいところ…

 2006年4月期ドラマ

もはや4月スタートのドラマも終わりに近いというのに、このテーマで日記を書くのも面映いですが、備忘録ということで。 ■水曜21時〜 テレビ朝日系「警視庁捜査一課9係」 一応見てますが、イマイチ乗り切れず。 「相棒」とは違い、登場人物がたくさんで、…

功名が辻 第21回「開運の馬」

山内一豊と千代といえばこれ! という名馬を買うお話ですが、すっかり影が薄くなってしまった。 なぜかって、あまりにも信長・お濃・光秀の三角関係に力点を置いているから。 しかし、私としても一豊・千代近辺よりもそちらの方がまだ楽しみなわけで…。 一豊…

 笹沢佐保「軍師 竹中半兵衛」

軍師竹中半兵衛 (角川文庫) 大河ドラマ「功名が辻」の影響で、興味を持った竹中半兵衛。 半兵衛は戦国・豊臣物小説ではよく登場するらしいが、 彼自身の生涯が短かったこと、地味で一般での知名度がそれほど メジャーではないこともあり、半兵衛が主人公の小…

 功名が辻 第20回「迷うが人」

前回、黒田官兵衛殿が有岡城に行ったきり消息不明になってしまっていましたが、 その後の展開が冒頭より始まりました。 しかし・・・なんじゃーこれ! 官兵衛の一子・松寿丸に関連しての話がむちゃくちゃだ・・・。 他にもトンデモ脚本続出でしたが。 突然登…