高田崇史『QED 諏訪の神霊』

QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)

QED 諏訪の神霊 (講談社ノベルス)


QEDシリーズ15作目にして、現在の最新作。
QEDシリーズを本格的に読んだのはこの作品からなので読む順番が前後したけれど、これ単体でもまあまあ読めました。


諏訪の御柱祭についての謎を追う、というストーリーで、御柱祭自体にさほど詳しくなくても言われてみれば…な謎がてんこ盛りで面白かった。
古事記日本書紀の神話の世界にまで由来が遡るので、ここら辺の知識があまりないとちょっとしんどい。
(いつものごとく、崇が奈々に説明するというスタイルで読者に説明してくれているが)
いずれは、古事記辺りの本も読まないといけないなぁ・・・。