功名が辻 第7回「妻の覚悟」


うーむ、千代が留守を守る山内家が舞台だと、恐ろしくホームドラマになるね。
(しかもお涙頂戴もの!)
なんというか・・・一言で言えば退屈かも。。
1年間という長い期間、しかも一豊さんは前半生はほとんど活躍らしい活躍も
ないみたいだから、こういうホームドラマにしないと間が持たないのかしれないけど、
それにしてもな〜・・・あってもいいが、なくてもよい回。


それもこれも、今回は半兵衛様が出てないからだー!
前回はちょっとだけとはいえ、千代を相手に政情を語りつつ、
生け花をしているお姿を拝見できて、大層和みましたのに・・・。
思った以上に半兵衛様が気に入っている自分にびっくり。
一昨年の「新選組!」での会津松平容保公もよかったし、
もっと遡れば「王様のレストラン」の若きオーナー・禄郎さんも好きだった。
でも、今回の半兵衛様ほど入れあげたことはなかった気がする。
筒井マジックに見事にかかってしまったようだ・・・。
脚本の大石静氏自身もどうやら半兵衛を気に入っているようなので、
今後ももっと活躍させてください!!


半兵衛様が登場しない今回は、浅井長政榎木孝明)を中心に視聴。
いやーやっぱカッコいいね、榎木さん。
現代劇だとちょっと老けちゃったかーと思うけど、時代劇だと
まだまだイケてますよ!
身長も高いし、整った顔立ちで、立ち居振る舞いが美しい!
お市と美男美女カップルって感じでいいんじゃないでしょうか。
でも長政様も早めに死んじゃうんだよね・・・がっかり。


それにしても、六平太(香川照之)がなぜか小谷城に潜伏していて、
一豊に「長政の父はいまだに朝倉と繋がっている。
もしもの時は信長を逃がせ」なんて忠告してたけど、
どういう行きがかりでこんなスパイ活動やってるんだろう?
それに、一豊とは直接面識がなかった気がするが・・・
いきなりそんなこと言われても、一豊は素直に信じられるのだろうか。
六平太としては、好きな千代が大事に思う一豊をなんとかしようという
気持なのかもしれないが、どうも腑に落ちませんでした。